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1.HMIの進化を要求するニーズの変化
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ものづくりにHMI(Human Machine Interface)が関わってきた経緯を見るに、人と機械・装置・システムの関係を考えてみる。当初、単純なスイッチ・ランプの集約操作パネルからはじまり、自動化の変遷とニーズの成長とともに、状態表示、アラームサマリ表示、トレンド表示、グラフ表示、パレート図表示、コントローラのレシピ表示、などが加わってツール関係も成長してきた。さらに、Web機能を使用した遠隔から見られる画面情報表示、他部門からのミッション別裏画面の遠隔表示、事後保全で利用できる操作画面の再生表示機能、ブラウジング機能を使用したSOP(Standard Operation Procedure)表示/ビデオ表示/3D-CAD表示などを可能にして、パートナー関係へと進化していくようである。
これらのHMIの進化は、使っているユーザやシステムインテグレータのニーズの変化に対応して生まれて育てられてきたものである。
これらのHMIの成長を表と図にしてみたものを< 表1、図1、図2 参照 >に示す。
さらに、これを業界別に見てみると、ドキュメントの電子化で業務情報がどのように連携し、現場にどう効果をもたらすのかが見えてくる。
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2.業界別要求事項
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3.工場内ネットワークとセキュリティとHMI
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4.HMIの進化の今
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SI及びユーザからみたHMIの進化とこれからの役割をいろんな業界のいろんな視点から述べてきたが、HMIの代表的な表示器では、以下のような進化が見られる。< 図7 参照 > |
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1) |
現在できていること: |
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A. |
画面再生表示:時間指定で過去の表示画面を再現する機能 |
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B. |
| マルチ言語表示と画面切り替え: |
表示画面を日本語だけでなく、英語、フランス語、中国語、ハングル語、スペイン語などで表示し、その場で画面表示言語を切り替えられる機能 |
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C. |
| Web配信: |
現在表示していない画面をネットワーク上のPCで見られる機能。
例えば品質管理用、保全用の専用画面を作成し、それを遠隔から見られる機能。 |
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D. |
防爆仕様の表示器:防爆エリアで使用できる防爆タイプの表示器 |
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E. |
| 拡張用I/O: |
制御用コントローラにつながっていない通信機能を持つ計測器や分析器などとつなげることで(通信仕様によってはまだつながらないものもある)見える化に必要な情報をネットワーク上に上げることが可能になる。 |
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2) |
組み合わせでできること: |
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A. |
| 操作セキュリティ: |
RFIDスキャナとの組み合わせで、表示器の前に誰が立って操作したかの確認。 |
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B. |
| 無線との組み合わせ: |
人を乗せたり人とのコミュニケーションを必要とする搬送機やロボット装着の表示器。 |
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C. |
| 無線・RFID・ロボットの組み合わせ: |
AGVの搬送と生産工程の組み合わせにより、生産方式そのものが変わるソリューションとなる。 |
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3) |
現在取り組んでいること:ものによっては、近くリリース可能 |
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A. |
| ブラウジング表示操作機能: |
ネットワーク上のPCサーバにあるSOPやスケジューラや監視画面などを表示器に表示させ、操作が可能となる機能 |
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B. |
携帯電話向けWeb配信:携帯電話に表示器の画面を表示する機能(一部はできている) |
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C. |
画面操作履歴:画面表示と操作の履歴データをアーカイブに蓄積していく機能 |
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D. |
消費電力削減への努力 |
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5.まとめ
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現場のHMIである表示器の役割として、製品の製造過程のモニタやデータ収集、品種パラメータ設定など装置の稼動、製品の製造に関わるため、耐環境性、信頼性の向上が望まれていることは今後も変わらないであろう。海外への工場進出もあり、マルチ言語切替機能は必須である。見える化を推進したくても、ネットワークにつながらないものがあって困るケース、特に計測器や分析器などの情報であるが、これらは個々に事情が異なるため、個別に対応していくしかない。携帯電話やPDAの組み合わせもそうであるが、ブラウジング機能への期待は高い。
また、要素技術の連携による組み合わせソリューションは、これから、機動性を発揮する展開になるであろう。
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